12月某日
好きな人から「おはよう、あのれくしあさん」とLINEが来て、喜んでいる時点で、メンヘラだと思う。
『私のようなメンヘラは、「メンヘラだった」と過去形にできるのか問題』について先月から考えていましたが、どうだろう。引き続き要検討。

「お酒、弱いので飲めません」と言っているのは、建前です。
本当は辛口の白ワインが大好きで、Muscadet(ミュスカデ、私にはムスカデに聞こえるのでムスカデって呼んでますが(私統一))とかシャブリとか、飲んでいます。どうやら「樽が効いている」白ワインが好きなようです。赤ワインも飲みます。まったく、詳しくはありませんが、ワイン好き。

ワインとシャンソンと仕事がなかったら、生きていけないなぁと思います。


12月某日
そこに、ウィスキーが加わりました。
すごく素敵な方と、表参道のバーで、バルバラとホカホカと触覚過敏について語るという、大変私らしい夜を過ごさせていただきました。

その方は、本当に教養がある方で、完全に私に話を合わせてくださっていました。(それが知性、教養だよね。全くすごい! そして色々、教えていただいてしまった。)

性の話をしていたとはいえ、

私「そうですよね、ホカホカとか。」
相手「そうそう、それでね…」

って、普通に話が続く人ってすごいなぁと思う。稀。

私が、シャンソンが好きで、バルバラが好きだと言うと、「ああ、それはそうだよね…」と仰る。

バルバラの『ナントに雨が降る』は、

いる ぷる しゅーら なんと

と、最初に言っているので、ナントに雨が降っていることだけ知っていました。(恥ずかしい)

「日本語訳は違う物語ですが、ナントにいる臨終の友人を見舞う内容ですよね?」と私が言うと、驚かれました。

「…バルバラは実父から性虐待を受けていて、その父親が死にかけた状態でナントで見つかったからナントに来いと言われて行くっていう内容だよ…!」

「!!!」

その時の私の驚きったらなかったです。

私はこの歌に、惹かれて惹かれてどうしようもなく、聴き続けていたのです。

歌詞がフランス語で、わからなかったのに! 臨終の友人を見舞う歌だと、勘違いをしていたのに!

記憶がオーバーラップして、しばし、呆然としました。

「もんぺーる もんぺーるって、書いてあるよ笑」と、言われました。確かに。それは読める。


バルバラ、すごい。

時代を超えて、国を超えて、言葉も超えて、同じ痛みを、このままならなさを。

私はとにかくこの歌が好き、と言うか、とにかく惹きつけられて、聴き続けていました。リピートで。

不思議なこともあるものだ。
(そして私の教養のなさよ…)

教えてくださった方には、本当に感謝しています。

日本語で「バルバラ 性虐待」と検索すると、ほとんど記載はなく、下の方には私の記事がでてきてしまう始末。

何を読めばいいのだろう…。


そして、その後、バルバラの『ナントに雨が降る』を聴き直していたら、強烈なフラッシュバックに襲われました。久しぶり。数年ぶりの大きさ。(大きさ? フラッシュバックは大きさで測れるのかな?)

もう慣れているし、わかっているから大丈夫なんだけど、これ、フラッシュバックだって、わかってなかったら、本当に死ぬほどこわいし大変なんだよね…。

異常なパニックに襲われる方は、ぜひ服薬だけでなく、トラウマの専門家を受診してください。

眼球を動かすEMDRとか、今はいろいろあります。

それはさておき。
パンドラの箱を開けてしまった感があり、戸惑います。

私は、ニキドサンファルは、実父からの性虐待について知っていて作品を鑑賞していましたが、バルバラは本当に知らなかった。
驚いたなぁ。


12月某日
恋の話をしていて、「恋わずらい、って、痩せるってことですか?」と言われる。衝撃。

「いやだって、患う、だからさ」と。

今、調べたら「恋煩い」は煩うですが、「煩う」は「患う」と同じ項目に出てきますね。

そうか。人は、患うと、痩せるのか。

その人曰く、恋愛は学習の結果だから、恋に落ちるのも学習の結果、だそうだが、恋に落ちるって、私は本当に「落ちちゃう」ものだと思うので、「学習の結果」ってどういうことか、私にはわからなかった。恋って、学習の結果なの? 学習って…なんの?? 謎は深まるばかり。


12月某日
今月は著者の方にお会いする機会が多い。私は本を出されている方にお会いする際は出来る限り拝読してからお会いするようにしているので、もう本当に追いつかない。(ご献本いただくことも多く、追いつかない。)

お仕事で対談させていただく場合はなおさらで、相手の方の出版物全てを読んでから伺います。

私はアスペルガー傾向がある(と思う)ので、興味があることにしか興味が持てず、興味があることは喋り続けてしまいます。アスペルガーだからじゃなく、私だからかもしれませんが。
だから、興味がある著者の方と本のお話しさせていただくのは至福のときです。興味があるからね。


ファンの方から蜂蜜を送っていただいた。ありがとうございます。
自分が自分の周囲に蜂蜜を配っていたら(喉を使う仕事の人が多いので)、自分にも蜂蜜が送られてきた。まわる蜂蜜。