SNSで拡散しないのに、ブログのアクセス数が伸びているのは何故なんだろう?

私のとりとめのないこの日記が読まれているとは思えないのだけど、どなたかが時間を使って読んでくださっているのですね。ありがたいことです。

私は不特定多数の人に話しかける方が性に合っているようで、1対1なんて、今考えただけで緊張するし、5人くらいの飲み会とかも、まったく苦手であります。

(講演会などでは、緊張しません。1対不特定多数だからです。)

しかも、聴覚過敏なので、飲み会の会場が居酒屋などだと、周囲の雑音全てが、頭の中にずっと聞こえてしまい、ほとんど会話する相手の方に対して、読唇術状態となります。

相手の言っていることを理解するのに全てのエネルギーを使い果たし、自分が言うことはとんちんかん、ということによくなります。そして、帰宅するとエネルギーが残っていません。消耗し、疲れ果てる。

だから極力、静かなお店(そして禁煙の)にしか行かないようにしています。

そして、聴覚過敏に併せて、どうも感覚過敏も(触覚?)あるようなのですよね…。

ノイズキャンセリングイヤホンがないと、絶対に外出できないのですが、ノイズキャンセリング「ヘッドホン」の方がノイズキャンセリング率は高いのに、長時間ヘッドホンをすると頭痛がするので、できないのです(涙)
なんとも不自由な!

嗅覚過敏の知り合いは、利き酒ができるけど、安価な定食屋さんのお味噌汁は飲めないし、水道水で炊いたお米は食べられないそうです。カルキの匂いで。すごい。たいへんだ。

先日彼女に、「小雪さんの新しい香水は誰々さんと一緒ですね」と言われて、心底驚きました。すごい。

私はそれは全くない。嗅覚はむしろ鈍感。


人の感覚・知覚には、普通を基準して、鈍感から過敏があるわけではないのではないかと思います。

感覚多様性があって、本当に人それぞれなのではないかと。

私は高校の学校のクラスが、賑やか過ぎて、常に耳栓をして過ごしていました。
「どうしてみんな普通にしていられるのだろう?」と、不思議に思っていたものです。

今も電車などでは(特に地下鉄)同じことを思います。どうしてみんな、こんなひどい騒音の中をこともなげに歩けるのだろう? と。

なかなか人には理解してもらえず、本当に苦労してきました。
自分の感じている世界を、人に共有するのは、本当に難しいことです。
私が話すことと作文が上手になったのは、なんとか自分の感じていることを、人に伝えたいという、切実な欲求があったからではないかと思います。

会話でも言葉の誤りは気になって仕方がないし、印字されていればすぐ見つけるし、類義語辞典が大好き。言葉、正確、大事。

宝塚の頃は「小雪はお爺さんみたいな喋り方をする」と言われ、同期と会話ができず、苦しみました。(お婆さんでなかったのは、男役だったからでしょうか? 謎)

「ヤバい」のひとことで、喜怒哀楽から、その場の状況、未来のことまで、すべてを共有できる彼女たちが、不思議でかつ、羨ましくて仕方がありませんでした。

あと宝塚では、よくあるご注意でも、「前代未聞よっ!!」と皆さん頻繁におっしゃるので、いちいち本気でビビっていました。
宝塚では頻発する「前代未聞」。いつも通り謝っておけばいいのです。


また自分のからだの感覚が薄く、暑い寒いに、上手に気がつくことができません。

最近はコツを発見し(32年目にしてやっと!)レッグウォーマー、アームウォーマー、ヒートテック、貼るカイロ、首に巻けるもの、を常に持参。
予想に反して暑かったらその場ですぐに脱げるように、予め半袖のTシャツを着用しておくことにしました。ナイスアイデア!

一昨日は、「11月末で夜だから」という理由で、冬物のセーターを着て行ったら「今夜は暖かいですよ?」と言われて、指摘されてから、そう言えば自分が汗をかいていることに気が付きました。

11月末で夜なのに、暖かいなんて! ひどい。
(でもそんな時はヒートテックを脱げば大丈夫!)

暑い寒いの他にも、お腹が空いているか、疲れているかも、よくわかりません。

「からだの感覚がどうも薄いのかもしれない」
「言語にこだわりがあるのかもしれない」

と、気が付いたのは、わりと最近のことです。

最近は、「お気づきかと思いますが、私すごい発達障害なんです。ごめんなさい」
と、予め言うと、すんなり理解してくださる方ばかりなので、本当にありがたいことです。

周囲の人にある程度理解してもらえて、iPhoneのタイマーやリマインダーを使いこなせれば、私はなんとか日常が送れます。

この時代でマシだったなぁと、マジで思います。

私は発達障害なのか、親に虐待されて育ったからなのか、なんなのか、わかりません。便宜上「発達障害」という言葉を使いますが。

今は恵まれたことに、「あの人は定型さん、あの人は発達さん」というくらい、私の周囲には私と似た特徴を持つ人が多いので、そんなに困ってない。

けど、もしたった一人だったら、病むなあと思います。

先日、高田馬場駅で(あそこは特にうるさい!)少年が母親らしき人に「音がうるさくて頭が辛い」と訴えていました。
母親らしき人は「そんなことはない。みんな普通にしているでしょ」と少年の感覚を完全否定。

少年よ!
きみは間違っていない!
一刻もはやく、同じ感覚を持つ人と、ノイズキャンセリングイヤホン(もしくはヘッドホン)に出会ってほしいと思いました。