【最近読んだオススメ本】

面白いビジネス書でした。

『エッセンシャル思考』
https://www.febe.jp/product/236180




「より少なく、しかしより良く」という考え方をベースに、仕事について、人生の時間について教えてくれます。

自分が仕事をしてきた中で、「なんとなくこの方が良いのではないか?」と思ってやってきたことや、手痛い失敗の中からやめてきたこととかが、非常に洗練された形で言語化されていました。かつかなり易しい日本語で書かれています。
私はfebeで聴きました。オススメです。

ただし、すでに「エッセンシャル思考」の人はこの本を手にとって読みますが、この本で言うところの「非エッセンシャル思考」の人は、この本を読まないという問題があります。

こういった本が必要な人ほど、「時間がない」とか「仕事が忙しい」とかいう理由で、時間を生み出す方法について考えないし、仕事を仕組み化するための本を読まないんですね...。ジレンマ!

私のブログも、貴重なお時間を使っていただいて、本当にありがとうございます。と思います。
私のエントリーを読むということは、他のエントリーが読めなくなる=他のエントリーを読まないということを選択してくださっているのではないかと思います。
今年もそこそこのアクセスがあるので、役に立つ記事を書いていかなくてはと思います。

【オーディオブックfebeについて】
最近オーディオブックのfebeを推していますが、単純に私がハマっているだけで、リンクから購入していただいても、私には一円にもなりません(笑)
ちなみにfebeさんにはサイトをもう少し使いやすくしていただけたらなあと思っています。定価やポイント、セールがわかりにくくて、「なんとかお得に本を買いたいな」と思っていると、逃してしまったりするからです。アプリは非常に使いやすいです。

毎月定額で聴き放題! だと、時間を使ってでも聞くべき本を聞かなくなると思うので、私はfebeを愛用しています。

定額で聴き放題や読み放題は、読書時間の質が低下しました。(拙著がラインナップされていて、複雑な気分にもなりました。。。)
「タダだから、タダのものを読む(聴く)」としていると、本当に自分に必要な知識が得られませんでした。なので私は今、定額サービスはすべて切っています。

【書籍の予算】
書籍に関してだけは、ある程度のコストをかけた方が良いと思っています。
消費するのに一定の時間がかかるから、無尽蔵にはお金がかからないのです。(そんなに早く読めない)

私は年に120冊程度読むので、月にだいたい10冊です。
1冊1500円とすると、月に15,000円で、年間18万円の予算が必要になります。
毎年、先に予算を確保してしまうといいと思います。家賃みたいに。(悲しいかな家がないと、家賃は消えていきますが、この18万円は、人生通じて役に立つ上に、数年で確実に仕事に生きてくるので、非常に割りの良い、決してなくならない投資なのではないかと思います。)

毎月の10冊の中で、大当たりが1〜2冊、いいなという本が3冊あれば、十分元が取れていると考えます。
あとは「そこそこ良い」があればよくて、非常に悪い本だった場合には、読むのをやめます(そこはサンクコストです。時間が勿体無いですから。)

これを何年か繰り返していると、「非常に悪い」本は買わなくなります。自分のアンテナの精度が上がるからです。(現在、非常に悪い本が市場に溢れているから、人がお金を出して本を買わないのではないかと思います。市場にもっと良い本が多ければ(ほとんどが良質な本であれば)、時間とお金を使ってでも本を買って読む人は増えるのではないでしょうか?)

尊敬する出口治明さんはすでに1万冊お読みになっているとのとこで、
私のペースでいくと、私はあと80年くらいかかります(笑)
普通の読書好きでは到底届かないことがわかります。

ざっくり予算を書きましたが、私の場合はお送りいただく本が毎月数冊あって、中古も利用するので、すべてを約1500円で購入するとは限りません。仕事で読む本や資料、ハウツー本は含まないので120冊とういうのもおおよそです。

【ベストセラー本について】
それから、毎年のベストセラー本には目を通した方がいいと思います。
売れているということは、面白い本である確率も高いし、その時代にあっているということです。
また世の中には、去年のベストセラー本の内容を適当にラッピングして、さも自分のもののように売っている輩もいるので、ベストセラー本に目を通して知っておくだけで、そういった偽物を排除することができます。(読む時間と、たった1500円程度でそういった偽物をふるいにかけられるとしたら、安いものだと思います。)

久しぶりに読書に関する記事を書いてみました。
お盆休みもあることですし、ぜひ毎日の少しの時間を読書にあててみてください。