拙著『なかったことにしたくない〜実父から性虐待を受けた私の告白〜』(講談社)にも書かせていただいた、「ACIMカウンセリングルーム」の岩本令子さんをご紹介します。





岩本令子さんのカウンセリングルームは広尾にあります。私は岩本さんのカウンセリングルームが恵比寿に会った頃から通っていて、岩本さんのカウンセリングを受けることによって、自分の生きる力を取り戻すことができました。

私は幼い頃から、実父から性虐待を受けていました。
当時、家族が性虐待の事実を否認して、幼い私を助けることがなかったことが、私をひどく傷つけ、その後の人間関係や私の人生そのものに、非常に大きな影を残しました。

「影」なんてものじゃなかったかもしれません。私は、自分には価値がないと思い込み、人との関係を安心して築くことができず、働くこともできませんでした。
そんな自分が情けなくて大嫌いで仕方がなく、またPTSDによるフラッシュバックも頻繁に起きるため、自傷行為を繰り返さざるを得ませんでした。リストカット、OD、摂食障害...。

問題なのは、自分の自傷行為や自殺未遂が、性虐待の記憶に起因しており、自分はトラウマを抱えていてフラッシュバックが辛いのだと、認識することができなかったということです。
問題を認識することができなければ、もちろん対処のしようもありません。ただただ、自分はダメ人間であると思い、自分で自分の生きる力を封じ込めていたような状態でした.20代前半は、本当にカオスとしかいいようがありませんでした。

2008年に実父が亡くなり、なんとか上京して、現在のパートナーと出会い、パートナーにカウンセリングを受けることをすすめられて、岩本さんのカウンセリングにつながります。
そこからの回復の道のりは、ぜひ拙著『なかったことにしたくない〜実父から性虐待を受けた私の告白』(講談社)をお読みいただければと思います。

私は今は、すっかり健康を取り戻しています。あれだけ依存していた薬も、長く一錠も飲んでいません。例えば冬場や仕事が忙しいときなどに、気分が落ち込むこともありますが、そういうときにはハーブティーを飲んだり、日光を浴びたりするなどの健康的な方法で対処できるようになっています。

マイナスからのスタートでしたが、現在は小さな小さな(でもとても大切な)会社を経営して、アルバイトスタッフも雇えるようになりました。

自分の生きる力を取り戻すことは、だれでも必ずできます。
私がお伝えできることは、依存や自傷行為ではなく「違う方法を選ぶこともできる」ということ。
ただし、そのためには、専門のカウンセリングを受けるなど、専門家の助けが必要です。

大けがをしたら病院で治療をするように、家族の中で問題に晒されて生きてこなければならなかったのなら、必要なときにカウンセリングを受けて手当することが必要だと思います。

岩本さんのカウンセリングはもちろんLGBTフレンドリーです。秘密は守られます。
初回のインテーク面接は無料です。
ご予約の際には「東小雪の本を読んだ」「東小雪のブログを見た」と言ってご予約ください。

岩本令子さん
ACIMカウンセリングルーム
http://acim-jip.com

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■『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』(講談社)

なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白

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